パナソニックのポータブルナビのゴリラを使ってるんだけど、VICSが受信出来ないまま放置していました。
というのは、フロントガラスにアンテナシールを貼り付けたり、ダッシュボードにコードをはわすのは、見た目が悪いので避けていたからです。
しかし、VICSが受信できない状態でドライブすると、VICSアイコンの下の更新時刻が表示されないので
それが気になってしまいます。
そういう細かい事が気になってしまう性格なので、本気出して、VICSを受信できるように対策を行いました。
パッと読むための目次
VICSの受信感度を上げる方法
カーステのラジオの線を分岐してVICSアンテナケーブルに接続するのが一般的ですが、RX-8の場合、カーステを取り外すのはすごくめんどくさいので、この方法は大変です。
そこで、リアウィンドウのフィルムアンテナとラジオケーブルを接続しているコネクタから、
VICSのケーブルを分岐して接続する事で、安定してVICSを受信することが出来るようになりました。
VICSアンテナを自作して、感度が悪いなと困っている人も、この方法は感度抜群なのでおすすめです。
ラジオのアンテナに繋げばいい
ナビを買った時にフィルムアンテナが付いていたけど、これはVICS専用のアンテナなんじゃないの?これを使わなくてもいいの?
と思うかもしれませんが、そんな事はありません。
VICSはFMラジオの周波数の電波を使って、交通情報をゲットできる便利なサービスです。
FMラジオの周波数の電波を使っているので、FMラジオのアンテナに繋いでやれば、受信できるんです!
みなさんの車でも、FMラジオ聞けますよね?だから、車に元々ついてるアンテナに繋いでやればいいんです。
元々ついているアンテナに接続する方法がわからない!って人は、付属のフィルムアンテナを使えばいいんだけど、VICS専用品でもなんでもないんで、無くしてしまったよ。
とかフロントガラスに貼り付けるなんてダサい!とこだわる人は、ラジオのアンテナに接続すればいいんです。
カーステのラジオの線を分岐する
カーステレオでは、ラジオを聞くことができますよね?
それは、車のラジオアンテナとカーステレオがケーブルでつなっているからです。
その接続には、JASOプラグと呼ばれるもので接続されている事が多く、このケーブルを分岐してやれば、カーステとカーナビのVICSを車のアンテナに接続する事ができます。
前の車では、この方法でVICSを受信していました。
だけど、RX-8の場合はカーステを取外すのがとても大変です。なのでもっと楽な方法を考えました。
リアウィンドウのフィルムアンテナに接続
そこで、リアウィンドウのフィルムアンテナに接続する方法を実際にやってみました。
リアウィンドウには、茶色い線が張り巡らされていますが、実はこれ、ラジオとTVのアンテナなんです。
こいつに直接VICSのケーブルを接続してやれば、ばっちり安定して受信できました。
VICSのアンテナケーブルをむく
ポータブルナビに元々付いていたVICSのアンテナケーブルを車のアンテナに接続するには、加工が必要です。
アンテナケーブルの信号線をアンテナまで延長する必要があります。
まずは、ケーブルの先端を、ハサミで切ります。
アンテナのケーブルは同軸ケーブルと呼ばれるケーブルが使われていいます。

外側の編み込んだケーブルでシールドしています。
真ん中にあるのが肝心の信号の線です。これをアンテナに繋げばいいです。
線を延長して、平型端子をつける
同軸ケーブルをむいて、家で余っている銅線に接続します。銅線に差し込んで、ビニールテープで止めておきました。


本当は、ちゃんとしたリングスリーブなのでカシメてもいいんですが、取れそうになかったので、これで良しとします。
延長した銅線の反対側には、平型端子をつけます。
これで準備は完了です。

ちなみに、こんなに綺麗に圧着できるのは工具のおかげです。
以前は、コーナンのPBの圧着工具を使っていたのですが、端子が潰れてしまい困っていました。
何回もやり直しても綺麗にカシメられないので、何回かやってぼちぼちマシにカシメられると
「まぁええか。」と妥協していました。
車のもともとある配線を見るとめちゃくちゃ綺麗に圧着されているので
これはロボットでやらないと綺麗に出来ないもんだとも思っていました。
がしかし、仕事でエビ印の工具を借りてカシメてみると
「今までの僕がカシメて無駄にしてきた圧着端子はなんだったのだろうか」
と愕然としました。
エビ印のロブテックスを使うと、一発で綺麗にカシメる事ができるのです。
綺麗に出来すぎて、カシメるのが楽しくなるレベルです。
車の電装部品をDIYする人にはマジでおすすめです。
内装を剥ぐ
肝心のフィルムアンテナにつなぐには、内装をはぐ必要があります。
ネットでは、シートを外したりしている人もいますが、僕はおおちゃくな人間なので、そこまでしません。

リアウィンドウの運転席側の端にケーブルをつなぐ端子が出ているので、そこの手前の内装をはぎます。
必要なものは、度胸だけです。
内張はがしは使わず手で、ばりっと引っ張りました。笑
車を大切にする人は内装剥がしを使いましょう。
エーモン 内張りはがし プラスチック製ソフトタイプ 1427
まず、ウェザーストリップを引っ張ります。これくらい外せばOKです。

隙間に指を入れて、ガッとひっぱります。

内張りは、ハマっているだけなので、浮きます。これくらい浮けば作業できます。

いよいよVICSアンテナケーブルを接続
リアウィンドウの端を除くと、黒いコネクタから赤いケーブルが出ていますね。

このコネクタを外そうとすると大変なので、コネクタと赤いケーブルの隙間に準備した平型端子を差し込みます!
お手軽な方法ですが、絶妙な隙間があるので、平型端子を差し込むとそこそこしっかり止まります。
DIYなんで、これくらいのお手軽作業でOKでしょう。
(今回は実際に接続してみないとVICSが受信できるかどうかわからなかったので、とりあえず実験的に簡易的な方法で接続しました。)
あとはケーブルを適当に内張りの隙間やシートの裏を通します。
内張りを元に戻します。
浮いている時は、ボンボン叩いて押し込みます。
アースを取ろう
さらに受信感度を高めたい人は、アースを接続するといいです。
この段階で受信感度が思わしくない場合は試してみて下さい。
リアウィンドウ付近でアースを取るのは大変なので、VICSアンテナケーブルの途中でアースを取りました。
VICSアンテナケーブルの被覆をむいて、シールド部分を露出させます。
線を傷つけないように気をつけて下さい。
そのシールド部分にアース用のケーブルを巻きつけて圧着しました。
VICSが受信できるようになった
しっかり受信できるようになりました。
国道を走っていると電波はしっかり入っています。
VICS情報は5分おきにすかさず更新されています。
田舎の道を走ると、入らない時もありますが、まぁそんなもんでしょう。
僕の家もVICSが入らないので、動作の確認には、ドライブするのがいいと思います。
まとめ
- RX-8の場合はリアウィンドウのフィルムアンテナに接続すると、VICSが受信できた。
- 国道を走ると、すこぶる調子がいい。
- 圧着工具はエビ印をつかうと、めちゃくちゃ綺麗にできて気持ちいい。
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