なんだかクーラントの減りが早い
Day 1
とある土曜日、高速道路を走っていると、メーターパネル左に見慣れぬランプが点灯。しばらく点灯したり、消えたりを繰り返していました。悪い予感がしたので水温をチェックしたが特に高くはない。そのまま帰宅。
Day2
次の日の朝、クーラントのリザーバタンクを確認。クーラントがLowよりも1cm程度低い。家にあったクーラントを追加してFULLまで補充。
その後、100km程のドライブ。
RX-8では、リザーバタンクの液量を検出するセンサが故障して正しい量が入っているのにもかかわらず、液量に異常があると誤検出する事例が多く報告されている。因みにこうなるとセンサ付のリザーバタンクを交換することとなる。
しかし、今回の場合、液量が本当に減っていたので、センサの誤検出ではない。液量が減った原因を調べる。
Day3
また、クーラントが減っている。1日でLowまで減ってしまった。エンジンルーム内を簡単に点検したが、液漏れは確認できなかった。
Day4
ラジエターキャップを交換してみる。これが正しく作動しないと、ラジエター内の圧力が下がり、クーラントが沸騰しやすくなる。そうなると、クーラントがめっちゃ蒸発して減りが早くなる。毎年交換しようとか書いてあるサイトがありますが、中古で買ったので、前回いつ交換されたのかわかりません。
Day5
100kmほど走ったが、クーラントの減りはほとんど見られない。
クーラントが漏れているけど、走っていいの?
漏れが少量なら問題ありません。クーラントはエンジンを冷却する為の液ですが、冷却する経路を循環できるだけの量が入っていれば大丈夫です。
冷えている状態でリザーバタンクのLowよりも多く入っていれば、一応冷却することはできます。
ただし、走行中に漏れが進んで、エンジンの冷却に必要な量を下回ると、オーバーヒートしてしまうリスクはあります。
なので修理することに越したことはないのですが、漏れる量が少ないのであれば、こまめにクーラントを補充して走ることは可能です。
(また、漏れる量が少ない状態では、車屋さんに見てもらっても、どこから漏れているか原因の特定が難しい場合があります。そうなると修理のやりようがありません。じゃぶじゃぶ漏れると、どこが悪いかすぐわかります。笑)
運転前に必ずボンネットを開けてクーラントの量を確認する。また、いつでも継ぎ足しできるようにトランクに予備のクーラント補充液を用意しておけばよいでしょう。
まとめ
・クラーントの減りが早いと思ったら、まずラジエターキャップを交換してみよう。
・漏れが少ないなら直ちに修理しなくてもいいかも。