本をたくさん読もう!という罠

年間200冊の本を読む男!
私は毎日、1冊は本を読みます!
偉人は多読家だった!

というようなキャチコピーで、登場人物の紹介をしたり、だから本を読もうという論調の本が売られてたりします。

そりゃ勿論、本を読む事に越したことはないけど、本当に読む価値ある?っていうお話

本の内容によっては1日1冊は簡単

ある程度読書をしていると、軽い内容の本なら1日1冊読むことは簡単です。30分もあれば読める本もあります。

薄い本だったり、自分が知っている内容が多く書かれている本だったりした場合です。同じ著者の本を読んでいると、同じような考えを展開した文章に出会う事があります。もう既に理解した内容であれば、復習程度に軽く読む程度でいいでしょう。

つまり自分が良く知っている内容の本と、全く知らない事が書かれた本を頭を使って読み下していくには、読むのにかかる時間が大きく変わります。

だから、年間100冊よもう!!というような本数だけの目標を建てたとしても、どんな本を読むかによって難易度が大きく変わりますし、あんまり意味がありません。

 

自分が読むべき本を読もう

本を○○冊読もうという目標を建てると、何を読んだらいいの?っていう問題が発生します。 それは本を読む動機がおかしいからそんな事が起こってしまいます。

本を読む理由は、おっしゃ今日も1冊よんだったで!と数をこなす事ではなく、知りたいことを学ぶ為です。

結局それを読んで自分はどうなりたい?っていうことです。

これが明確でないと本を読んだとしても、あまり身に付かないでしょう。

つまりこの本を読んで自分はどうなりたいかということを確認する必要があります。

例えば

 

金持ちになりたい。

その為に、アフィサイトで副収入を得る。

その為に必要なスキルは何か?

そのスキルを習得するためにどうしたらいいのか?

人に教えてもらう?ネットで検索?本を読む?

 

ここまで考えるとやっと本を読むという具体的な行動が見えてきました。ここまで考えて本を読むという選択肢を選べば、どんな本を読むべきかも決まってきます。

 

目標とそれを達成するために今やるべきこと。

僕の場合なら、3年後にブログの収入をサラリーマンの収入以上にするという目標を設定します。
それを達成する為の方法は、本を読みまくることではない。
理論的な文章の書き方を本で学ぶ必要はあるかもしれないけれども、それは本を読むことが目的ではなくて、まともな文章を書けるようになることが目的。

ブログをより良くするために、文章を書くための本とWebデザインの本と記事を書くための調査の為に本を読みまくったら、年間200冊よんでました。っていうのが本来ある姿です。

年間300冊読むぞなんていう。目的のない目標を建てても意味ないです。

 

まとめ

・本を○○冊読もう!なんていう目標に目的はあるの?

・目標を設定すると、読むべき本が見えてくる。

 

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