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ACC電源にしないとバッテリーが上がってしまう
ELM327は、車のODB2コネクタにぶっさして車の情報をBluetoothなりWi-fiで飛ばしてくれる機器です。スマホやタブレットのアプリと連携して故障の診断や、ECUの情報を表示することができます。
エンジン回転数、トルク、空気流量、燃料消費量、クーラント温度、バッテリー電圧など、ECUが取り込んでいる情報はほとんど表示させる事ができます。
こんな事をしようと思うとELM327を車のODB2コネクタに挿しっぱなしにしたくなります。毎回車に乗るたびに、ハンドル下のコネクタに、よっこいしょっと差し込むのは面倒です。
なんだけど、このODB2コネクタの電源はバッテリー電源なので、ELM327を差しっぱなしにしておくと、バッテリーが上がってしまうことが考えられます。そこで、キーをONした時だけ電源が供給されるACC電源が取れるように改造します。
先人のみんからやブログ等を参考にさせて頂きましたが、ELM327の基盤が新しくなっており、中身が変わっているので写真を交えて最新版として紹介させて頂きます。
ACC化改造編
外観はこんな感じです。Android端末に使うBluetoothタイプです。過去の情報では、シールをめくるとネジが出てきてそれをはずせば、簡単に開くとのことですが、ネジはなくなっています。強力な接着剤で引っ付けてあります。なので、ドライバや彫刻刀を使って気合で開きましょう。

しっかり付いていて、とても固いです。なので、側面に穴をあけてそこからハンダ付けをしようかと思いドリルで穴を開けていると
ドリルが噛んで、箱が空きました。
出来上がりのACCケーブルを取り出す穴にします。

箱を開けるとネット上では見たことのない基盤でした。今までのものよりだいぶコンパクトになっています。



16番ピンが+12V電源であることは変わりありません。なので、ピンを折ってバッテリー電源が供給されないようにします。

そして、ACC電源用のケーブルをハンダ付けします。
線の太さは、1.25sqです。消費電力は少ないので、これより細い線でも十分大丈夫です。

組立てます。線が引っ張られても大丈夫なように箱内で取りまわしておきます。

こんな感じで出来ました!

取り付け編

とりあえずそのまま差してみました。エーモンの配線コネクタでACC電源につなぎます。このACC電源はヒューズボックスから取り出しています。
しかしこのままだと見た目がよろしくないので、見えないところに隠します。この延長ケーブルを使います。
延長ケーブルが余った分はEKM327本体に巻きつけて、インシュロックで止めます。

振動により接触音が発生しないようにプチプチを巻いておきます。

インシュロックで金属のフレームに取り付けました。

カバーをして完成です。赤丸の裏に隠れています。

まとめ
- ELM327をACC電源で使えば、バッテリー上がりの心配なし
- ELM327の中身は進化している。
- 延長ケーブルのACC化は難しい。
番外編:延長ケーブルをACC化しようとしてみた
ELM327の箱を分解しようとしたが固すぎて、ケーブルをACC化できないか試してみた。だけど難しそうなのであきらめました。

被覆をむくと、8本の線が現れる。しかしODB2コネクタは16PIN。
つまり、1本の線の中に2本の線が入っていることになります。
この線を切って、テスターで16PINと導通する線を探すのは大変なのであきらめました。
頑張ってELM327の箱を分解するのがおすすめです。
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